ゆるい転職活動の始め方と転職サイトの上手な使い方!最低限これをやるだけ|初めての転職
■こんな人におすすめ
・周りの人が転職し始めていて自分もいつか転職したい
・転職活動を始めようか迷っている
・ゆるく転職活動をしたい
・転職サイトの使い方がわからない
コロナ禍により転職者数は減少したものの、転職希望者は年々増加傾向にあります。
「いつか転職したい」「ゆるく転職活動を始めたい」「条件の良い企業が見つかれば転職したい」という方々も多いはずです。
今回はそんな転職希望者にとって、転職サイトの登録すべき時期や、今の仕事をしながらゆるく転職活動を進める方法をご紹介します。
私が転職活動を行なった経験から、もっと早く知っていればよかったと思う行動を解説するので、ぜひこれからの転職活動に活かしてみてください。
コロナ禍の転職事情
厚生労働省が発表した「令和4年版 労働経済の分析」(2022/9/6 労働経済白書)によると
リーマンショック以降、労働力の需給改善が進む中で2019年には転職者が353万人にまで増加傾向にありましたが、コロナ禍の影響で2020年、2021年と減少が続き、290万人まで減少しています。
総労働者人口7,000万人弱(総務省統計局)の割合で見ると、およそ5%が毎年転職をしている計算になります。
しかし転職者数は減少している一方で、労働環境が変わり働き方の選択肢が増えたことで転職希望者の数は年々増加しています。
リモートーワーク・在宅勤務ができるようになったことで、場所や時間に囚われない働き方ができたり、ワークライフバランスを重視した転職活動ができるようになったため
今すぐではないが、いつか転職したいと考えている方が増えてきているのも事実です。
転職サイトはいつ登録するのが良い?
結論、転職時期に限らず、いずれ転職を希望するのであればすぐに登録することをオススメします。
理由は大きく「業界水準と今の会社を比較できる」「マッチする求人が見つかればすぐに転職活動を始められる」「自分の市場価値と今やるべきことが分かる」の3つがあげられます。
それぞれ詳しく解説していきます。
業界水準と今の会社を比較できる
転職サイトでは業種、職種、キーワードといった条件から希望に沿った求人を探す機能が一般的です。
転職を1度も経験していない場合、今の会社がすべての基準となるため、今の給与や待遇が業界水準と比べて高いのか低いのか、普段仕事している中で判断するのは難しいです。
そこで転職サイトで、今の会社と似た業界の企業を調べることで、同じような仕事をする業界の給与水準や福利厚生面の違いを比較することができます。
担当している業務が、今の会社では普通でも他の会社では重宝される業務で、もっと給与を上げられる可能性があるということに気付けるかもしれません。
まずは自分の仕事を客観的な視点から見て妥当か判断してみましょう。もし妥当ではないと感じたら、転職活動を始めるチャンスです。
マッチする求人が見つかればすぐに転職活動を始められる
当然のことですが、転職活動を本格的に始めようとしても、転職サイトや転職エージェントの登録、履歴書の準備・添削、企業を探して面接というようにすぐに転職できるわけではなく、準備期間や面接の期間が必要になります。
どれだけ早くても内定が出るまで1ヶ月以上はかかってしまうため、あらかじめ転職サイトに登録し、WEB履歴書等を準備しておくことで、いざ条件にマッチした求人が見つかった場合にすぐに面接を始めることができるのです。
自分の市場価値と今やるべきことが分かる
転職サイトで募集条件を見ると、「必須スキル」や「あると歓迎されるスキル」の記載があります。
これらの条件と今の自分を比較することで、今のスキルがどの程度通用するのか、どんなスキルが足りていないのかを客観的に見ることができます。
例えば、毎年目標設定を行っているのであれば、転職する上で足りていないスキルを目標設定に組み込むことで、成果が評価されるだけでなく、転職にも有利な状態になっているといったことが実現できるのです。
このように、ゆるく転職活動をする上でも、いずれ転職活動を考えている人も、転職サイトに登録しておくことでメリットがたくさんあるのです。
「転職サイトに登録する=転職活動を始める」ではなく、「転職サイトに登録する=転職を見越して今の仕事を進める」ことを覚えておくといいかもしれません。
では具体的に、どのように転職サイトを使うのが良いのかご紹介していきます。
転職サイトの上手な使い方
スカウトを待つ
転職サイトには大抵の場合、スカウト機能があります。
企業が登録者の経歴や、今の業務内容から、気になった人へ応募依頼や面談依頼のスカウトを送ってくれることがあります。多い人では1日5~10件、少ない人でも1日1件~スカウトが届くので、届いたスカウトから自分の希望する条件にマッチした企業を探すことができます。
また、気になる求人をお気に入り登録することで、企業からオファーが来ることもあります。
登録した出身大学や今の会社の職種・業務内容から企業が検索しているため、転職サイトに登録したら、まずはWEB履歴書を登録しましょう。
※登録した情報のうち、見られたくない情報は未登録のまま進めたり、非公開設定にすることも可能です。
自分で求人を探すのは面倒という方は、最低限の情報を登録しておいて、届いたスカウトを定期的に確認するといった使い方がオススメです。
オススメされた求人からマッチする求人を探す
「あなたと似た人がよく見ている求人」や「あなたにオススメの求人」からマッチする求人を見つける方法です。
過去の検索の傾向や、閲覧した求人に似た求人、あなたと同じような仕事をしている人によく見られている求人をオススメしてくれるので、最初だけ求人検索を利用することで、それ以降はオススメされた求人から、気になる求人を探すことができます。
検索すればするほど、オススメされる求人も更新されていきますので、何度も検索するのが面倒な方にオススメの方法です。
最初に登録しておくべき転職サイト
リクナビNEXT
業界最大手の求人数を保有する日本最大級の転職サイト
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doda
大手・優良企業を中心に常時豊富な求人情報を掲載
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マイナビ転職
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まとめ
コロナ禍の影響で転職者数は減少しているものの、転職希望者数は増加傾向にある昨今、
周囲の人に差をつけるためにも、今のうちからゆるく行動することが重要になります。
その中で転職サイトは、転職するために登録するだけでなく、ゆるく転職する場合や、転職をしていない場合にもメリットがあるので、ぜひこの機会に登録してみてはいかがでしょうか。